12/10(水)点字・ガイドヘルプ体験
今日は3年生の福祉体験最終日です。視覚障害者の長さん、あいの会の皆さんに来ていただきました。
２時間目は長さんから目の見えない人の生活の工夫についてお話を伺いました。
児童は長さんのお話を聞いて、「落とし物をした時はどうしていますか」「目が見えなくても仕事に就くことができますか」と聞いていました。
長さんからは、様々な工夫をすることでみんなと同じように生活することができることを教えていただきましたが、家族や周りの人の協力が必要なことも教えていただきました。
お札には触ってわかる凸凹があることを教えていただきました。
３時間目はガイドヘルプ体験です。
児童はペアになりアイマスクをして、校舎内を歩きました。「階段があります」「左に曲がります」「止まります」と一つずつ声をかけて補助をしていましたが、アイマスクをしている児童たちはおっかなびっくり歩いていました。
４時間目は点字を教えていただきました。
始めに点字の仕組みについて教えていただき、その後に実際に「あいうえお」と打ってみました。点字は左から右に文章を打つと、読む時に右から左へ読めるそうです。
点字表を見ながらあいの会の皆さんにお手伝いいただき、自分の名前を打ってみました。拗音や促音、濁点などとても難しそうでした。
長さんに打った点字を確認していただきました。
自分の名前を呼ばれると、子供たちはとてもうれしそうな顔で返事をしていました。
障害のある方に対する接し方や社会の一員としての関わり方について理解を深める良い機会になりました。